学校紹介

校長より


『春野コミュニティ・スクール~地域で子どもたちのチャレンジと学びを育む~』


本校に着任して4年目となりました。令和4年4月に春野では、春野中学校・春野東小学校・春野西小学校の3校で、コミュニティ・スクールをスタートさせました。コミュニティ・スクールとは「学校運営協議会」を設置している学校のことを指します。「学校運営協議会」とは、教育委員会から委嘱を受けた学校・保護者・地域の代表者から組織され、学校運営について協議を深め、地域ぐるみで子どもたちの学びと成長を育むための方向性を確認する、さらには学校の課題に取り組むと同時に特色ある学校づくりを進める等の合議制の機関です。この「学校運営協議会」を設置することで保護者や地域の方々が学校運営に参画できる体制が確立できます。

また、令和4年5月には「春野町地域学校協働本部(春野っ子を育てる会)」をスタートさせました。ここで、地域ぐるみで子どもたちの成長を育むために何が実践できるか具体的に協議します。地域の方々による学校を支援していただく活動と、子どもが学びを深めるために、地域でできる様々な活動について協議し、地域づくりも含めた具体的な内容を確認し、実践していきます。

学校運営協議会で熟慮と議論を充実させ、春野っ子を育てる会で具体的に実践することで、地域ぐるみで子どもたちの学びと成長を育むことができます。

『チャレンジと学び』、これは、私が教育実践を行ううえで一番大事にしている言葉です。

「チャレンジ」とは、目標に向かって努力すること、「学び」とは経験を将来につなぐことを意味します。成功は自信として将来につなぐことでさらに成長できます。一方、失敗にはたくさんの学びがあり、次に成功するための大きな財産となります。この『チャレンジと学び』の繰り返しで人は成長できます。今年一年、春野の子どもたちが、どんなチャレンジをして、何を学び、どう成長していくのか、本当に楽しみにしています。保護者の皆様、地域の皆様、春野の子どもたちの成長のために、春野コミュニティ・スクール(地域ぐるみ教育)にご理解、ご協力をいただき、学校・家庭・地域がワンチームとなって、春野の子どもたちのチャレンジと学びを後押ししてくださいますようよろしくお願いいたします。


  令和6年 4月    高知市立春野中学校長  小川 真悟



教育方針

 地域とともにある学校~「熟議・協働・マネジメント」~

 ■教育目標

  主体的にチャレンジし、学びを将来につなぐことができる生徒の育成

 ■重点実践項目(生徒に付けるべき資質・能力)

  (1)チャレンジ精神 (挑戦する気持ちや姿勢)

  (2)コミュニケーション力 (考えを伝える力や情報を受け取る力)

  (3)自尊・他尊 (自分や他人の存在も大切にできる感情)

  (4)学力向上 (自ら学び、考える力)

  (5)郷土愛 (生まれ育った郷土に対する愛情)


 ・令和6年度 教育方針

☆春野がめざす子どもの姿(像)

 春野では、令和4年度に、『15年間を見通した春野がめざす子どもの姿』を策定しました。これは約1年間かけて、春野にある保育園・幼稚園・春野東小学校・春野西小学校・春野中学校の教職員や園の年長児の保護者や、小学校と中学校の保護者や地域の方々からご意見をいただき、熟慮と議論を重ね、『春野地区小・中学校運営協議会』で最終策定をしました。春野で学ぶ子どもたちに付けるべき資質・能力を『チャレンジ精神・コミュニケーション力・自尊感情・学力向上・郷土愛』の5項目として位置づけ、それぞれの子どもの発達段階に応じた姿である『評価規準』を設け、その『評価規準』である資質・能力を育むために、園・小学校・中学校・家庭・地域が、それぞれ当事者意識を持って、どう取り組んで行くかという『パワーアップアクションプラン』を策定しました。この内容は、今後の春野の教育の大きな根幹となり、全ての教育活動は、この『めざす子どもの姿』実現のためにという位置づけができました。この内容が、まさしく春野における地域との連携・協働を推進する根拠となり、学校・家庭・地域が目標・ビジョンを共有することで、春野で学ぶ子どもの成長を大きく育むことができると考えています。

 今後、春野で学ぶ子ども達の成長と幸せのために、付けるべき力(資質・能力)を育むためのご尽力をよろしくお願いします。


アクションプラン

評価基準

教室配置図

 ・令和6年度 教室配置図

学校の沿革

 ・学校の沿革